請求明細Web検索システム
システム化の背景
現行システムでは顧客からの請求情報の確認の際に、保管資料の閲覧及び汎用機による請求明細の照会を行っていたが、汎用機のシステムでの検索速度が遅く、情報内容が不十分な為、求める情報を集めるのに手間が掛かっていた。
又、汎用機システムの機能追加、改修には非常にコストが掛かり効率が悪い為、現場の改善運動としてオープンシステムでの高速な請求明細照会システムを起案。構築後はセキュリティの強化などを行い全社の基幹システムとして運用を開始した。
システムの概要
- 汎用機の請求明細情報をWEB画面(イントラネット)から2秒以内(電話問合せ時に情報照会する際の限界時間)に検索表示する事を命題として「多様な検索条件」「セキュリティー対策」「夜間バッチ処理でのデーター転送」「DB再構築機能」をJAVAで開発。
システム化の課題
- システムの検索応答レスポンスを検索条件入力後、2秒以内に表示する。
- 無人化運用を意識し、自動バックアップや自己診断機能を持つ。
システム化におけるメリット
- オープンシステムの為、開発費・運用費とも低コストで実現出来た。
- 顧客一人あたりの問い合わせ対応時間が減少し効率化した。
- 過去の請求情報をシステムで保管できるようになり、情報の分散がなくなった。